『矢尾君のこと露骨にブログに書いたりなんかしてさ、玲びっくりしたもん』
『ねーえ、あれは矢尾君絶対彼女ヤバイよ』
こんな風に親友たちが盛り上がってる場合、
一緒になって澪碧嶺を叩かなきゃ次はアタシの番かもだよねって、三秒ほど葛藤して、
『うっそ、信じらんない、矢尾君の彼女嫉妬深いんだからそこは矢尾君のこと書いたらダメでしょ、澪碧嶺可愛いんだし余計だめだよ』って言うべきで、
澪碧嶺は可愛いから僻まれるんだと、一応ヨイショしといた上で、
『もっと矢尾君のこと考えたげてかにゃだよねー』って付け足し、
要は、澪碧嶺は気が利かないと攻撃して、君と玲ちゃんの輪に入るべきなんだ。
よって、
『ほんとにぃ、矢尾君とこラブラブだもんね』
なーんて、トンチンカンなことをほざいて、自分だけビッチ組織に入団しないルルナは、
学校の国だと、凄く卑怯モノなんだ。
ルルナは隠れ悪魔だ。
でも、大人な君は思いとどまる。
ルルナも自分と同じく色々と複雑な女子高生、可愛い正義感を捨てきれないんだろう。
自分だけ優等生ぶってるのがムカつくけど、
彼女もキャラ作りに必死なんだろうと、こちらが折れて許してあげることにした。
それに、


