ふあふあっとオーガニックコットンみたく優しいオーラで周りを包むアタシっぽい三人は、
花壇に腰かけ女子会を秘かに開催し始めたようだ。
「もうね、ほんっとルルナばかだよー楽しかったんだから! もう君チャンと玲超語ったからね?! 深い話しまくったもん」
「えー、私だけ置いてかれちゃってるのー? かなしいよー」
「ほんとっルルナ損してるよ! あたしらもうさいっこーに爆笑だったんだから」
ずっとずっと嫌だったこと、
授業に出なかったり遅刻したりが常習犯のグループなんかの仲間になった入学式を悔やんでたけど、
親友が居ると生まれ変わって、
こんなに大事でかけがえのない勉強をサボる時間を、昨日までの自分は『つまらない早く帰りたい』、
『ルーズさに巻き込まないでよ』って批判ばかりして、せっかくの友情成立場面を無駄にしてきていたのかと、
逆に君が後悔する程、
女子高生感たっぷりな今がリアルに愛しくてたまらない。
さて、ここは学校の国、
学校の国ではまず出題されないから答える必要はないんだけど、
グループで一人を除け者にして、残りのメンバーでその子をイジる今は、
大人の国の立派な方々に、イジメだと思われちゃうのかな?
ここは学校の国、
大人の国を参考にイジメって単語に敏感になりたいなら、冗談の愚痴も悪口になるし、
ありのままの噂も陰口になるし、真剣な悩み相談も告げ口になるし、
誉め言葉も尊敬も感謝もプラスな発言さえも、ネガティブな子には攻撃になる訳で、
誰も何も喋れなくなるっていう女子高生の回答を否定することさえイジメになっちゃうんだそうで、
結果的に、学校の国では、そんななぞなぞを軽く口にするゆとりは居ないそうだ。


