もしも、一年二組の君と玲ちゃんが保健室のベッドで澪碧嶺をテーマに女子会をしたとして、
ファッション自慢ブログを更新したり、メンタル弱いアピールで思わせ振りに呟いたり、
毎日スマホに忙しい一年四組の女子高生二人組が、カーテン一枚向こうに居たとして、
そんな場面はどう展開するか、
ちょっと考えたら分かるでしょう?
A『玲ちゃんたち澪碧嶺んこと好きくないらしいよ』
B『え、ウソなんで?』
A『君チャンと澪碧嶺うまくいってないらしくー真似するとかでー』
B『えー、マヂだあ?』
A『あの四人って仲良さそうなのに意外だよね』
B『いやぁ、実際いろいろあるでしょー女同士だもん』
A『えぇー、あー、裏あるとか怖いねー』
B『怖いよね、したらあの三人澪碧嶺切るのかなー?』
A『ショック、そんなん性格悪いぢゃん、澪碧嶺終わったね』
B『残念すぎる、あの四人には楽しくしててほしかったよー、まあトラブってるっぽいからムリだろね』
こうやって、ほんのちょっとの可愛い愚痴をこぼしたばかりに、
まるで大事件、歴史が変わる瞬間だとばかりに、スパイどもの都合よく噂はねじ曲げられ、
あっという間に学校を舞台に全校生徒を巻き込んで、とんだ騒ぎになっちゃうんだ。
それは、ちょっと考えたら分かるでしょう?
これは他人事なんかじゃないって、考えなくてもいい加減分かるでしょう?
生徒A、生徒Bの台本がなくったって大丈夫、焦る必要はない。
君たち皆の唇は生まれつきアドリブに強い。


