真似をしてくる。
それは澪碧嶺を皆に嫌わせるきっかけにすぎなくて、
今やなんでもかんでもバッシングしてりゃあ気分が良かった。
とりあえず自分より下になってくれるなら、事実とかどうでもいいし、
不満じゃない部分でさえ投下ネタになるなら、大袈裟に批難してナンボだった。
ちなみに、学校の国のこの自然現象は、
日本の国を悩ませるゲリラ豪雨みたく、近年急に増えてきた事柄のため、
対処の方法がいまだに発見できてないそうだ。
日本の国の場合は、大学教授たちが高層ビルやら温暖化、
地下やらなんやらかんやら分かりやすくゲリラ豪雨について説明してくれるらしいが、
あいにく学校の国には親友バッシング現象の専門家が少なくて、
彼らの中には携帯電話の普及率やインターネット利用時間、
核家族化やゆとり世代などとの関連を語る者も居るが、
生徒にとっては、『モテない大人が難しいことほざいてるよね〜なんでもイジメに繋げてさ〜ウチらの青春別に深刻ぢゃねーし! ウケる』って感じで、
その研究自体が大きなお世話で無意味でしかないそうだ。
「あー、矢尾君コメント増えてるー昨日なかったのに」
「えーうそー彼女ヤバイんじゃないの?」
「ねー。玲ならさすがに矢尾君に気遣うけど」
「玲ちゃんみたいにネム空気読めないのかな?」
「てかこんだけ矢尾くん矢尾くん書かれたらコメントするしかないよね」
「ねー、もっと相手のコト考えてあげたらいーのにー」
矢尾君なんかどうでもいいけど、矢尾君のお陰で澪碧嶺をイジれるから矢尾君に感謝しよう。
君も玲ちゃんもさすが親友なだけあって、双子ちゃんばりに意気投合しちゃってる。
ねえ、キャッキャはしゃぐ二人は現役女子高生の象徴そのものだと思わない?


