光と影



アタシは、ただマンションを下っていく。




丁度出たとき・・・・・。




「あ・・・・・美沙」



あの複数の女達のリーダーであり、カッターで切ってきた女がそこにいる。




息をのむ。



「何してんのー?隠れてたりぃ??」



・・・・知らない男の家にいただなんて、言えない。



「うん、まぁね」




「あはは、相変わらず強気だよねー。ま、あのカッターは捨ててきたんだけどさ」



恐ろしさで、顔がこわばる。




「やだ、そんな顔しないでよ。怖いなぁ」