「な、何でって…」
もう、私の負けだよっ‼(泣)
だから早く退いてぇぇ~(泣)
もう緊張し過ぎて
死にそうだからっ‼
「……………」
しかも、沈黙だしっ‼(泣)
もー泣きたい~‼
「斗真君~……」
「なーんちゃって(笑)♪」
へっ?
斗真君はもう半泣きの状態の
私の上から退いて
笑顔でそう言った。
「智ちゃん本気にし過ぎだから(笑)
もう大学生なんだから
もうちょっと男慣れしなきゃ
生きてけ無いよ(笑)?」
なっ…‼///
「よ、余計なお世話ですっ‼///」
「あはは。じゃー俺、帰るわ~」
斗真君は手をヒラヒラさせながら
帰って行った。
本当、斗真君は変わったと思う。
昔は可愛いイメージだったのに、
今は完全に“男”って感じだし…
変に意識しちゃうじゃん‼///

