プルルループルルルー




早速、電話をかける私。



本当単純で馬鹿だと自分でも思う。






「もしもし……」





うん?


もしかして斗真君、

寝起きかな?





「あっ。私だよ。智だよ~(笑)」



「知ってるよ。智ちゃん馬鹿なの?」





……………。



もしかして、もしかして、

斗真君はかなりの低血圧なのかな?




馬鹿なのって~

ちょっとショック何ですけど~(泣)




「っで何?」



そう言うご機嫌斜めな

斗真君の声。




「あー、えーっと…
やっぱ、何でもないっ‼」



「はっ!?何そ…」プツ




斗真君の声を遮って

電話を切った。




だって、どー考えても

あんな斗真君に洗濯物を頼むなんて



無理っ‼(泣)