君の隣で





「沙希っ!!」


「ぁ…、かぁ君」


「……」


「あ、祐輔じゃん。はよ」


「あ、あぁ。はよ」


「あり?沙希靴は?」


や、やばい…

そう思った時、


「俺が濡らしちゃったんだ、ごめんね、沙希」


「は…?」


「え…?」


「今日俺、花の水やり当番だったんだよ!!んで、めんどいから遊んでたら、沙希の靴にかかっちゃって。」


「そうなのか?沙希」


「だよな?沙希」


「…うん」


「おい、祐輔!俺の女の靴に何してんだよ!!」


「靴ぐらいで怒んないでよ~」


「沙希、さぶくね?」


「うん、大丈夫っ!!」


「じゃあ、行くか」


かぁ君は私を抱き寄せ、族に言うお姫様抱っこをした


「か、かぁ君!!!////////」


「ん?」


「ん?じゃなくて恥ずかしいからいいよ!//」


「だって汚くなるっしょ」


「でも!!///」


「おーい、俺いるの忘れないでね」


「あ、悪ぃ。忘れてた」


「魁人!!」











「っち」


「あの女、しつこいね」


「…うん」