ぜってー復讐してやるっ!!!…?




「い、いや…いきません」

ひきつる笑顔で瞬の顔をみて、ハガキをバッグに入れる。
それと同時に歩く速度も早く。

きょとんとしながら美香の歩調に合わせて瞬は
「なんで?」と、普通の疑問を投げた。

なんで……
いじめられてたんで、なんて言えない。

「………」

言いたくない。
なんか嫌だ。