「後10分位待っててくれる?」

ほほえみながら瞬は美香に言った

「...え?」

突然言われた美香は目を丸くして
瞬を見つめる。

「夜分遅くに女の子一人は危ないでしょ?
後食器拭くだけだからさ…カウンターに座ってて」