オープンで働いてはいても、 今日の忙しさは居酒屋の宴会並みで、 閉店の頃には美香の魂が飛んでいっちゃってる位 放心していた。 「お疲れーさま!今日はすごかったね...お茶あげるよ」 はい、と言われ顔をあげる美香 瞬さんのニコニコした笑顔を眩しそうに見上げ お茶をもらいながら吐息混じりに 「あ、ありがとうございます…」と 軽く会釈した。