人って…人を簡単に傷つけることができるよね
傷を癒す事なんかできないくせに

涙が枯れるくらい泣いた後,とぼとぼと歩きながらいえに帰った私は部屋にそのまま向かった

「寝よ,あんな男なんか死んでしまえばいいんだ」


そう呟いて電気を消した