引っ込み思案な恋心。-3rd~final~


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そしてみんなで夕飯を頂いて、その後は「お楽しみ会」と言う名の演芸大会みたいなイベントが催され…





もちろんそこでも、拓が先頭に立って騒いで、会場はかなり盛り上がっていた。





その後はホテル最上階の大浴場でお風呂に入って…





憂鬱だけど部屋に戻ろうと思ったら、学校のジャージを着た蘇我さんの後ろ姿が見えた。





…どうやら一人みたい。






「蘇我さん!」



「え…?あ、杉田さん」



「どうしたの?」



「うん。私、班長だから人員報告してたところ」



「そうだったんだ。大変だね」






私は寝やすい私服に着替えちゃったけど、先生の所に行かなくちゃいけない蘇我さんはジャージだったってわけか。





もう就寝1時間前なのに、ホント大変そう。。。






「でもね、あの二人どっか行っちゃったんだよね。アリバイ作りだけ私にまかせて」



「え!?」






何かそれって…、人員確認の意味がないような……。