「ああ、確かに。蘇我さんと……、西田さんと間山さん?」
「あゆ、知ってるの?」
「うん。小4の時だったか…、同じクラスにはなったことあるよ。あの時はまだいじめが始まる前だったし、変なところはなかったと思うけど…」
「でも間違いなく西田さんと間山さんって、いじめっ子グループの一員だったと思うけど。いじめ発覚当時は相当なウワサだったし」
「あれ?蘇我さんまだ1日目なのに、あんなにお土産買うの?宅配便かなんかで送るつもりかな?」
映美佳がそんな発言をして、私も蘇我さんの様子をもっと観察してみた。
確かに…、蘇我さん、買い物カゴいっぱいにお土産を詰めて、ものすごく重たそうに運んでる。
蘇我さん、お小遣い少ないって言ってたのに、払えるのかな……?
「ちょっと待って。…にしては他の二人は財布しか持ってないじゃん。まさかと思うけど、持たされてるんじゃ…?」
西田さんと間山さんの様子も観察していたななっぺがそう言い出して、私も何となく異変に気付く。
確かに、あの買い物カゴいっぱいのお土産が『3人分』の荷物なら話が通用する。
西田さんと間山さんの買う分まで持たされてるってこと──?

