YONAGO-LOVE STORY【4】


「女の子の友達と遊んでたの」

オマエ
そう言うと思ったぜ…

『オレ様をナメんなよ!!テメェ!!』

『本当よ。◯子という女友達と飲みやカラオケに行ってた~』

ミカのその言葉と態度に

一瞬頭が真っ白になっちまったオレは

近くにあった椅子を足で蹴り倒した!!

だって…その◯子ってダチから

『ミカの携帯ずっと鳴らすけど出ないから心配してかけたんです。夜分すみません。最近あの子元気ですか?』

って家の固定電話に
23時頃だったか、連絡があってたまたま出たオレは そのダチって人へ聞き返した。

『ミカと最後に遊んだのいつ頃だったか教えてもらっていいですか?今夜嫁は出掛けてて不在です。』

「もう半年近くご無沙汰なんです。私も最近忙しかったし連絡してませんでした。元気にしてるなら安心しました」

だとよ…。


それをミカのヤツ
その女の名を堂々と
嘘っぱちに挙げて

ソイツとカラオケ歌ってたと

ほざいた。

オレ…

かなりナメられてんな
この糞アマに!

で…ヤツは白状したんだよ。
「さっきまで一緒に居た人は

貴方のように

短気でこわい人じゃなく…

優しい人なの…

真香たちさえ居なきゃ… 」

「ミカ!!

オレらはもう終わりだ!」