「女の子の友達と遊んでたの」
オマエ
そう言うと思ったぜ…
『オレ様をナメんなよ!!テメェ!!』
『本当よ。◯子という女友達と飲みやカラオケに行ってた~』
ミカのその言葉と態度に
一瞬頭が真っ白になっちまったオレは
近くにあった椅子を足で蹴り倒した!!
だって…その◯子ってダチから
『ミカの携帯ずっと鳴らすけど出ないから心配してかけたんです。夜分すみません。最近あの子元気ですか?』
って家の固定電話に
23時頃だったか、連絡があってたまたま出たオレは そのダチって人へ聞き返した。
『ミカと最後に遊んだのいつ頃だったか教えてもらっていいですか?今夜嫁は出掛けてて不在です。』
「もう半年近くご無沙汰なんです。私も最近忙しかったし連絡してませんでした。元気にしてるなら安心しました」
だとよ…。
それをミカのヤツ
その女の名を堂々と
嘘っぱちに挙げて
ソイツとカラオケ歌ってたと
ほざいた。
オレ…
かなりナメられてんな
この糞アマに!
で…ヤツは白状したんだよ。
「さっきまで一緒に居た人は
貴方のように
短気でこわい人じゃなく…
優しい人なの…
真香たちさえ居なきゃ… 」
「ミカ!!
オレらはもう終わりだ!」



