「ミカ…ちゃんと答えろ…」


オレは詰め寄る…

アイツはオレと全く目を合わせず…

逃げるように

ソロリ…一歩づつ

後ろへ下がる…


オマエは
オレへの愛情なんて
もうとっくにねぇんだな…いつからこうなっちまったんだよオレら…

さらにオレは
一歩…一歩…と

…オマエへ詰め寄る…

ミシッ…

ギギッ…

オレが床を踏みしめるたびに軋む音…

不気味に部屋に響く…

…悔しい…すげぇ悔しい

「誰と居た…?ヤったのか…」

「……」

「ねぇ…聞こえた?オレが言ったこと…

そうやって黙ったままじゃ話終わらねぇぞ…

オマエオレの性分わかるよな?

気は…

長くは…

ねぇから…!

なんならオメェの親

叩き起こすかー!?」