ピエロの秘密


「いえ、受け取りません。」



急に真剣な眼差しをして、
こちらを向いた。


…ピエロは素直に喜べばいいのに。



「まあ、昨日のお返し的な?遠慮はしないでよ…」



「お金が欲しくてこのバイトしてるんじゃないので。」



「じゃあどうして…」



「自分で貯めたお金で通うのが僕の夢です♪」



ピエロはまた元どうりに戻ったかのように、
目をキラキラさせながら私の方を向いた。



「…わかったよ。」