____ウゥゥ 唇をぎゅっと噛んで、 そっと目を閉じた。 でも目を閉じるたびに 友太の笑顔が浮かんで。 涙なんて、 止まるわけなかった。 “うあああああああああああああ” 教室に、廊下に、 学校全体に響くように 泣き叫んだ。 まだ学校に残っている友太への、 最後の愛の告白。