「みお、クラスもどるよ。」 「え!?」 急に友太の目が、 まんまると大きくなった。 そう、 それだけどうしてもいいたかった。 「これで、お礼できたかな?」 「よかった。」 また優しく笑いかけてくれた。 私は精一杯の笑顔で返した。