そんな時ガチャとまた扉が開く
音がした。


入ってきたのは幹部の皆



こうなると、具合が悪いって
ばれるから素直に言うのがいい
と思うんだけどもう弘毅にも
海斗にも嘘ついちゃったから
隠すかしないんだよね!



ここは、気合でしょ!!



『梓菜、顔色悪いですよ?』
『あっ、本当だ。梓菜平気?』
『梓菜嘘ついたら梓菜が辛い
だけだかんな。』



翔太、晶、健斗、3人して
同じような事を言ってくる。


そこまでして心配なのかな?



「大丈夫だよ、心配しすぎ
だってゴホっ」


【ここから分かりにくなるので『』の
前に名前を入れます!!】


弘毅『ほら、咳でてきてるじゃん』

やっぱ弘毅には言ったほうがいいかな?


「弘毅…ゴホッ、苦しい…ハァ…ゴホッゴホ」


弘毅『大丈夫か?翔太体温計取って』


「ハァ…ハァ…ハァ ゴホッ ゲホッゴホ
ハァ…ゲホッ」


ヤバイ、本当に苦しい
せめて発作だけは起こしたくない。



「ハァ…ハァ…ゼェ…ゼェ…ゴホッ」


そんな願いも虚しく本格的な
喘息になってきた。