『梓菜遅かったじゃん』

「まーね。ちょっと色々あって」

『そっか。あんま無理すんなよ』

「分かってるって!大丈夫だよ♪」


そう言いつつもダルそうだし
顔色悪いし大丈夫じゃないだろ。


『梓菜ちょっとおいで』

俺は梓菜を隣に呼んだ

「なあに?」


そして梓菜の額に自分の手を
あてる。やっぱり…


『梓菜、熱あるんだけど?』

「えっ!そんな事ないよ。
 大丈夫だって~」