◎○あいり作品一覧所




◎一部選粋◎

-愛羅目線-


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私は胸騒ぎがして外に出た。

愁夜が危ないような気がして…。

家の周りを見るけど愁夜の姿は無く一台の車が止まっていた。

中には…1,2,3……5人ぐらいの人がいる。

その5人は私を見るとヒソヒソと話して、車から出てきた。


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ここはこうした方がいいよね…。

「君、こんな所に隠れてどうしたの?」

うわっ!…びっくりした。

「いや…ちょっと…。」

「もしかして、あの変な人達に追いかけられてる?」

「…は、い…。」

優しそうな人だから言っちゃっても良いかな?

「僕の家においでよ!今からパーティーするんだ!そしたらあんな人達に追いかけられないよ?」

「えっ!?いいんですか?」

「もちろん!!」

「…では、お邪魔させていただきます。あの、後からお礼をしたいのでお名前を…。」

その時の私は安心しすぎていた。

「僕の名前?僕の名前は水恋空架。」

この言葉で私は安心から恐怖へと変わった。