「そのままだと神無さん、死ぬ事は無いにしろ倒れますよ?」 改めて教えられた事実に、ぐっ…と言葉が詰まる。 「……みたいですね」 「私達の用事のためには、そのままでいてくれた方が助かりますが……そういう訳にも行きません」 「………はい」 素直に頷くと、蓮さんは笑って前を指差した。 「……ほら、着きましたよ」 その指の先には、庭に大きな樹が植えられた一件の家。 その後ろには、広大な森が広がっている。