「今日は本当にありがとう」

…玄関に着いたところで、改めてお礼を言うと。

「〜〜っ!!神無かわいい!!」

「きゃうっ!?」


突然、瑠美に抱きしめられた。

そして混乱する私に、

「はいっ」

瑠美が何かを渡してきた。

手元に視線を移すと、それは

「プレゼント……?」

綺麗に包装された袋だった。