喉が渇いてきた。

バス停に自販機あったかな。

まさか熱中症にはならないと思うけど……コレはキツいなぁ。

……そう思った瞬間。

ブ……ルルルン!!

という、バイクのエンジン音が近付いてきた。

それと同時、前方からバイク本体を発見。

それを見た瞬間、

「――……………え?」

私の口から、言葉が零れた。