午後3時。 霊樹の完成したその瞬間。 『人守り』のみんなも、 『鬼狩り』の私も、 同じように その“人”を失くし 同じように その“消失”を悼んだ。 優しい胸の痛みにみんなが涙を流し、 『霊樹』はその悲しみを包み込むように、 清浄な風を森の中へ吹かせた。