「二人とも!!ありがとう!!」 神無ちゃんが吠えたその瞬間、 構えていた木刀が 白銀に輝く長剣になった。 【ク、クソォ………!!】 そして鬼は、あたしと兄さんの放った霊力の余波で動けない!! 「行っ…けぇぇぇぇええええ!!」 『そこだぁぁぁあああ!!!!』 思わず二人で叫んだその瞬間。