『鬼』は、負の感情の塊。 黒いもやのような形態と、泥くさい臭い。決して―――… 「…なんなんですか……!?」 決して喋るような存在ではないし………まがまがしい赤い光の核を持ってるような存在じゃない。 【クク……私ハタダノ鬼ダヨ、 ―――鬼頭 神無】 「っ!!どうして名前を!?」 驚いた私が声をかけても、 ゲシャゲシャゲシャゲシャ…… と気味悪く笑うだけ。 ……なにも言わない。