抑えていた霊力と感情を完全に解放し、 結界の破れた場所へと向かう。 『早く修復しなきゃ!!』 と思いながら走って……… 「――――ぇ?」 破れた結界の前にたどり着いた私が見たモノは、 【―――…クク、来タカ】 四段階目の鬼が一匹。 ……………ただしそれは、 「……誰ですか」 普通の『鬼』ではなかった。