「霊樹が……倒れる………」 分かっていたはずなのに、 理解していたはずなのに、 実際にその光景を見ると驚く。 思わずポカン…と口を開けたその瞬間、 「琥珀ちゃん!!」 隣で神無ちゃんが叫んだ。 ハッ!!と我に返ったあたしは、 小石の入った袋へと勢いよく飛び付き、 あらかじめ言われた通り、 小石に霊力を送り込んだ。 そして地響きが続く中、 「琥珀ちゃん!!この地鳴りが終わったら、手はず通りに石を撒いてね!!」 「了解!!」 あたし達は、両手で持てるだけの小石を持った。