「私……この作戦のこと
琥珀ちゃん以外に話してないし、
葉に『手伝って』なんて言ってないんだけど……」


戸惑った声で言う神無ちゃん。



『葉……それは本当に神無ちゃんだったの?』



あたしがそう聞こうとした、


瞬間。








ズ、ズウゥゥゥゥゥ……ン




「っ!!」「え!?」「うわっ!!」


地響きがあたし達を襲った。