「集めた……?」

神無ちゃんの訝しげな声に、葉は元気良く頷くと


「ほら。ねっ!?」


引きずっていた袋の口を開けた。

そこに入っていたのは……


大量の小石。


「葉、なんで……」

神無ちゃんが『信じられない』といったような声で葉に尋ね、


「え、神無ちゃんが言ったんじゃん!!石、集めてって!!」


「え………?」


驚愕に目を見開いた。