倉庫の中は薄暗い。 「よっ、と」 神無ちゃんみたいに転ばないよう足元に注意しながら奥へ行くと、 何本かの剣が 乱雑に置かれていた。 「………おいおい」 仮にも『人守り』の武器なのに。 扱いヒドッ!! …なんてツッコミを入れつつ、 「んーと……あたしのは……」 小さな頃から愛用してる、あたし専用の『短剣』を探す。