けど。


「任せといてよ!!ちょうど、2つ持ってるし!!」


私は、たいして肉のついていない胸を反らして宣言した。


…神無ちゃんはそんな私を見て、少しだけ目を細めると……


「じゃあ、それを取りに行こ」


そう言って、森の中を一切の迷いなく歩き始めた。


私もその横に並ぶと、