「じゃあ、琥珀ちゃん。 試しに、琥珀ちゃんの周りに結界を張ってみて」 そう促された時、 『結ばれた境界を以って 我が領域を作り出せ』 『―――――結界』 唱えてできた結界が、普段のあたしが張るより数倍強い結界でも、あまり驚かなかった。 驚くというより、大きな力を得た充実感があった。 けど、それだけで安心してたら、兄さんを護れない。 「…よし、次っ!!」 あたしは意気込むと、再び意識を霊力と結界に集中させた。 そのまま、結界の形を変えようとして―――――― 結果は、