ギュッと両目をつぶり、体を固くする。 神無ちゃんだから、痛いこととか変なことなんてしないって信じてるけど……。 そう考えた瞬間、 ぞく…………っ!!!! 体中に悪寒が走った。 思わず自分で自分の体を抱きしめてしまう。けど、 「どういうことなの……!?」 悪寒の原因は、背後に集まる恐ろしいほど強い霊力。 だけど、私の後ろにいるのは…… 「神無ちゃん………?」 一人しかいないはずで。