「……ぁ…………」 そうだ、思い出した。 確かあたし、父さんにキレて…… そのまま部屋に走って。 泣いて、泣いて、泣いて――― ――…泣き疲れて寝たんだっけ。 …………………うん。 ………うん? 「…………あれ?」 おかしいな。 …じゃあ神無ちゃんは、いつからあたしの部屋に? そう、思った、瞬間。 「………………ふみゅ?」 そんな可愛らしい声が、 あたしの隣から聞こえてきた。