だから。


「永遠の小学生が、偉そうな口を叩くんじゃありませーん」

『んだとォ!?』

「はいはい。……次は森で」

「わかった!!行こっ♪」


樹兄さんの語りを無視して、

神無ちゃんの手を取り、

すたすたと歩き出す。


『あっ、ちょっ、待てよー!!』


胸の中に感じたざわめきから、



逃げ出すように。