翌日。 「……じゃあ神無ちゃんは、霊樹のために我が家に来たの?」 「………うん、そうだよ」 「へー……なんか申し訳ないな、ウチの事なのに」 「……鬼狩りの一族が、人守りの一族を助けるのは当然」 だから気にしなくていい、と言う神無ちゃん。 格好はTシャツと短パンだけど、それが逆に神無ちゃんのスタイルの良さを強調していて、 「神無ちゃん、さすが!!」 「……は?」 思わず言ってしまった一言に、神無ちゃんは呆れ声。