背中でそんな会話を聞きつつ、

リビングへ飛び込んだあたしが、見た物は………


「遅かったな………琥珀」


怖い顔で微笑む父さん。


『…………終わった』


頭の中で、チーンと鐘が鳴る。


………そして始まった、父さんと二人の夜ご飯は、

事あるごとに文句を言われる恐怖のご飯タイムへと変貌した。