心のどこかでこれはヤバイ!!と

分かっているのに体が動かない

「どっ・・・どうも?」

「おう・・・ちょっと来い」

有無を言わさぬ口調で

秋樹華の部屋まで連れて行かれた

「・・・入ってもいいか?」

「汚くても・・・いいなら」

じゃあ入る・・・と扉を開ける

「なっ・・・!?」

想像以上に汚かったのか

言葉を失っている

「・・・先輩?・・・あっ!!」

怪しく思って部屋を見てみると

そこには脱ぎ捨てられた

下着があった

「やっぱダメ!!ちょっと

後ろ向いてて!!片付けるから!!」

「ん・・・」

クルッと扉の方を向いたのを

確認してダッシュで部屋を

片付ける

「いいよ・・・入って」

そう言うと何も言わずに

部屋に上がってきた

「お前さあ・・・昨日の夜中

・・・何してた?」