浴衣の着付けも終わり

先輩たちと合流することにした

「お待たせー」

全速力で麻人のところに向かう

朱理

「さすが優絵になるわ」

キャッと照れる愛理

照れるなら言わなきゃいいのに

・・・てゆうか

「先輩の方がかっこいいし」

秋樹華の目には先輩しか

映っていなかった

「アキちゃんベタ惚れですなぁ」

いつの間に帰ってきたのか隣には

ニヤニヤした朱理がいた

「うっうるさい!!

かっこいいんだもん」

「盛大にノロケますねぇ」

「ウフフまぁまぁみんなの

ところに行きましょう」

「うっうん」

先輩に似合ってないとか言われたら

どうしようそんな不安が胸の中で

渦を巻いていた