ありがとう、ごめんね

けど・・・

「メチャクチャムカつく・・・」

さっきから朱理と愛理は

どっかの誰かさんたちと

イチャイチャしてるし

先輩は居ないしで・・・

チョーご機嫌斜め

仕方ないから海にでも入ってくるか

こうなったら楽しまなきゃ損!!

てな感じで海に向かおうと

振り向くと誰かにぶつかっちゃうわけで

「・・・すいません」

とりあえず一応謝る

「おっ・・・おう・・・って

おまっなんつー格好・・・」

「センパっ・・・」

そこにいたのは

秋樹華の愛しの先輩だった

「お前・・・それマジ?」

うぅ・・・やっぱダメか・・・

そうだよね・・・あたしなんかが・・・

「はい・・・」


「あっいやちがくて・・・可愛すぎて

その・・・俺の・・・理性が・・・」

かっ可愛いって?今可愛いって言った?

「ホント?本当に?やったー」

ピョンピョンと飛び跳ねる

それぐらい嬉しかった

「あっでもお前・・・」

「アキちゃーーん泳ぐよー」

遠くで朱理達が手を振っていた

「はーいすぐ行く!!・・・で先輩何か

言いかけませんでした?」

「いや別に・・・俺たちが気を

つければいいことだよな・・・っと

なんでもないくれぐれも溺れんなよ」