「ちゃんと水着買ってまーす!!」

ジャーンと可愛い袋を

取り出す

「サイズもぴったりだから

大丈夫だよ」

「ピッタリじゃないよ!!

えっ何あたしのタンスの中見たの?」

「タンスの中どころか

冷蔵庫の中もだよ」

「中もだよじゃないよ!!

・・・もういいけどさ

前日に作り置きしてた

食べ物が消えてるのって・・・」

もしかして・・・と

朱理を見る

「失礼なちゃんと皆で

食べてるからね!!

朱理そんなにくいじ

はってないもん!!」

・・・そうですか

それから一時間ほど

車に乗って

とある旅館についた

「お前らの部屋は・・・

ってオイ!!ちょっと待て!!」

到着と同時に

朱理に手を引かれ

連れて行かれた先は



「さー泳ぐぞ!!」

「行ってらっしゃい

お母さん遠くで

見といたげるから」

行ってらっしゃいと手を振る