「あきちゃーーーん起きて!!

トウッ!!」

「ウオッ・・・ツーー・・・朱理ぃ

朝から・・・ダメ」

あれから季節も変わって

サンサンと太陽の照りつける夏

本日高校生最初の夏休み初日

幸せを噛み締め惰眠を貪って

いたが・・・

「海行くよー海!!」

ガバッと布団をはがして人のお腹を叩く

・・・お腹?

「ちょっとあんたどこ触ってんのよ・・・」

「どこってあきちゃんのお腹」

何をさも当たり前みたいに

「朱理ちょっと秋樹華のことを

考えたほうが・・・」

そうよそうよ!!って・・・えっ?

「愛理?・・・」

だんだん目が冴えてきた・・・

「おはよう秋樹華」

「おまっなんつー格好で・・・」

「いくら夏でも・・・風邪引くよ?」

「おーい準備できたぞー・・・ってうぉ!!」

「チョッ何見てんのよ!!

今すぐ出てって!!」

そこには寮のメンバープラス爽竹先輩がいた