ありがとう、ごめんね

あれから一週間が過ぎて

あっという間に

合宿も終わって一段落ついた

「お!!ソッチー発見!!」

「本当だ!!」

「おーお前ら帰ってきたたのか?」

「うん!!そうそうずっと前にね

ソッチーが女の人と歩いてたんだけど

あれって彼女?」

えっ!?今聞くの?

でもまぁ気にならなかったと言えば

嘘になる・・・ケド

「えっと・・・あっ!!あれ見てたのか!?」

アワアワと慌て出す爽竹先輩

(なんだ・・・彼女か・・・)

分かってはいたが

真正面から言われると

・・・こたえる・・・な

「あっあれはその・・・」

「ごめんあたし帰るね?」

「えっ!?これからが面白いところなのに?」

「面白いところって・・・ちょっと

やらなきゃいけないことあるし」

ごめんねとダッシュで部屋に帰る

「あ・・・チョッ・・・」

そうしないと泣いてしまいそうだったから・・・

「クッ・・・フッ」

部屋に入るなりベットに

ダイブ!!

ピーンポーン

すぐにチャイムが鳴った

いそいで涙を拭き外に出る