正直優にはドキドキしなかった。

でももし爽竹先輩なら・・・って

考えただけでドキドキする

(恋って・・・こんなに

苦しいんだ・・・)

気づいた瞬間には終わった恋

「悲しい・・・な」

「何々何が?」

「あっ朱理!?びっくりした・・・

なんでもないよ?」

「ふーん・・・まぁいいけど

さぁさぁ早くクラスを見に行こうよ」

────

「あたしは・・・6組か」

「僕も6組一年間よろしくね?」

そういったのは優だった

「うん!!朱理たちは?」

「朱理と愛理と麻人は3組

・・・離れちゃったね」

「ん。でも優がいるからね」

僕もと優が言った