「ソッチー?」

朱理と愛理の見ているほうを

見ると爽竹先輩がいた…

秋樹華より幾つか年上の女性と一緒に

「ねぇねぇ彼女かなぁどう思う?

アキちゃん?…アキちゃん?」

「…えっ!?あっ…

あぁっぽいねどうだろう」

(何だ彼女いるじゃん悠華さんのバカ)

八つ当たりだとわかってても悲しかった

「恋…してたんだ」

失恋して気付いた好き

「気づくのが遅すぎたよ」

「何か言ったアキちゃん?」

「ううん今度みんなで冷やかそっかって」

「あら秋樹華ちゃんって

意外と性格悪いのね…でも大賛成よ」

「お主も悪よのう…なんちゃってぇ」

女性陣二人のオーラが

黒いのは気のせいだろうか

「お前ら二人はわかってて

やってるだろうが!なぁ優」

「いいんじゃない面白そうだし」

「優まで…まあいいけど」

「何々なんのはなし?」