「ほらほら早くしないと町中でやっちゃうよ♪」

「わかった!行くからやらないで」

ダッシュで朱理たちを追いかけた

「アキちゃんてさぁ彼氏いたりするの?」

「えっ!?何いきなり」

「いやアキちゃん可愛いから

いたりするのかなぁなんて…

安心していなくても将来朱理がアキ

ちゃんもらったげるから」

先日の事故チューがあっただけにビックリした

「いやいないしってか初恋もまだだし

もらわなくていいし」

「うそビックリ

そんなに可愛いのに?

遠慮しないでよ?」

「遠慮じゃないし

可愛くない…愛理…

朱理どうにかしてよ」

「気にしないでいつもの事よ」

「そーそーイツモノコトデスヨ」

「やだ怖い」

そんな冗談を言いながら

公園に向かって

一同で歩きながら考えた

(あたしって爽竹先輩のこと…

好きなのかなぁ)

彼を見れば確かに

ドキドキするでもその

ドキドキが好きだからなのか

それとも別のなにかなのかがわからない

「あーソッチーだ!!」

「本当ね…あら?隣の方は彼女かしら」