「働くことは考えてくれていれば

いいわ今日はお帰り?」

「すいません。

なるべくはやいうちに返事します」

「色好い返事を待ってるわ」

バイバイそう言って額にキスをした

「なっ!!…お邪魔しました…」

そのまま花束を持って

お母さんのお墓までいった

そう今日はお母さんの命日

そのために花屋で花束を作ってきたのだ

「お母さん…久しぶり

これから友達一杯できるといいな…」

どれほどそうしていただろう。

足音が聞こえてきた。

「…秋樹華?」

「…お父さん?」

そこには秋樹華に良く似た

男性が立っていた

「あぁ秋樹華だ…

高校は楽しいかい?」

「わからないよ

まだ始まってもいないもの」

「ああそうか」

「話は終わり?あたしかえるね」

「あっああそれじゃあ」

我ながら冷たいと思う…けど……